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Selfish Cunt

Selfish Cunt

Martin Tomlinson: Vocals
Patrick Constable : Guitar
Matthew J. Saw: Bass
Joao Pires: Drums

2003年初頭、ポストパンク・リバイバル真っ只中のロンドンでMartin Tomlinson(Vo)、Patrick Constable(Gt)により結成(PatrickはThe Libertinesにも影響を与えたバ ンドDirty Snowの元メンバー)。

倉庫、ギャラリー、クラブなどでゲリラ的にライブを重ね、その挑発的な歌詞、過激なステージパフォーマンス(もちろんバンド名も・・・)で徐々に注目を集め、The Guardian紙は「英国で最も重要な40バン ド」の1つに彼らを選出。Time Out誌では「ロンドンで最もエキサイティングなライブバンド」、「今世紀に現れたIggy Pop」と評される。

デビューシングル「Britain Is Shit」はその過激な内容から物議をかもし、その後も2枚のシングルを発表。2005年にはデビューアルバム「No Wicked Heart Shall Prosper」をHorse Glue Recordsよ りリリースする。

初期はMartinとPatrickの2人のユニットとしてドラムマシンを使い活動していたが、Patrick同様Dirty SnowのメンバーだったJoao Pires(dr)と元Sex Gang ChildrenのMatthew Saw(ba)が加入。現在は4ピースバンドとして活動している彼らがNo Wicked〜以来3年ぶりにリリースするアルバムが今作「English Chamber Music」である。

初期はドラムマシンを使っていた事もあり、エレクトロ・パンクと評される事が多かった彼らが、より肉体的なグルーヴを身につけシーンに帰ってきた。

鋭いギターを核に不穏な緊張感と激情むき出しでストレートに突き刺さってくる彼らのサウンド、パフォーマンスはまさにカオス。

特にMartinのヴォーカルは、初期パンクの持っていたメッセージ性、高揚感を体現している。

2007年にはMeltdown Festival(Iggy Pop & The Stooges, The Jesus and Mary Chain, Devo, Motorheadらが出演。キュレーターは元PulpのJarvis Cocker)、2008年8月にはOffset Festival(Wire, Gang of Fourなど)に出演。大型フェスにおいてもパン ク、ニューウェーヴの先駆者達を相手にまったく引けを取らないパフォーマンスを見せつけ、オーディエンスの度肝を抜く。

フロントマンMartinはバッキンガム宮殿の外でPete Dohertyに馬糞を投げつけ乱闘騒ぎを起こすなど、その破天荒な行動は70'sパンクの闘争心を現代に体現するまさにリアル・パンク・ロッカーだ。

圧倒的な存在感を放つカリスマとしてロンドンのアンダーグラウンド・シーンに君臨する彼はファッション・アイコンとしてもロンドンのシーンの中で有名な存在。ファッションモデルのケイト・モスらとも親交が深く、Dazed & Confused、 i-D Magazinなどの誌面を飾っているほか、バーバリーの広告にもモデルとして出演している。